
History

VIVALOは1978年に日下周一(CYCLE WORK SHOP KUSAKA)により生み出された、神戸のハンドビルド・フレームブランドです。
「VIVALO」というブランド名は、「VIVA(万歳)」と「VELO(自転車)」を掛け合わせて作られた造語で、日下の自転車に対する思いが込められています。
創業以来、プロ競輪選手向けのピストフレームを初め、ロードバイクやスポルティーフ、ランドナーなど、様々なスチールフレームを製作。
2010年より神戸の自転車店 RE:PRODUCTS PROJECT(旧COMFORT SPACE)代表 の末瀬嘉廣が経営面を引き継ぎ、日下氏とともに新たな「VIVALO」として始動しました。
新体制になってからすぐに日下の下でフレームビルディングを学び始めた山本祐輔が、長い時間が経過し、すっかりビルダーとして成長。
VIVALOに様々な面から新しいアイデアを吹き込んでおり、数年中には日下に代わってメインビルダーとして製作現場の先頭に立つ予定です。
PRODUCTION

VIVALOは、お客様一人一人の体型やスタイルに合わせて作るフルオーダー・フレームです。
フレーム製作から塗装まで自社工房で行っておりますので、オリジナルのジオメトリーの指定・パイプの選択・塗り分け・塗料調合 等、細部にわたり御要望をお受けすることが可能です。
VIVALO のフレームにとっての絶対条件は「走る」という事、そして「堅牢である」という事。
それ故に製作については、長い年月で培ってきた職人の「技」全てが注ぎ込こまれた、飾りではない、見せかけだけではない本物のフレーム作りに徹しています。
納期については、やはり長年改善を重ねてきた効率的な作業工程により、御注文いただいてから3か月前後と大変リーズナブルになっております。
創業当初から製作しているラグドのスチールフレームはもちろん得意とするところですが、近年ではカーボンフォークを搭載しより現代的な意匠と性能を実現したコンセプトモデル「VFR」や、VFRの進化型であるディスクブレーキロードの「PALU」などをリリース。
今後も伝統を踏まえつつ、新しい時代を生きる皆様に楽しい時間をご提供できる自転車を製作してまいります。